ある日、君子は仕事に向かう慌しい朝のさなか、磯次郎のお節介と自らのそそっかしさによって軽傷を負ってしまう。
だが、怪我は打撲と擦り傷だけだったにも関わらず、動揺した磯次郎が一大事とばかりに志摩子と君子の両親に連絡してしまい、家で留守番の波男を除く両家の親が東京で顔を揃えることになってしまった。
さらに、話の流れから3人揃ってお台場のマンションに泊まることになってしまい、部屋を散らかしっ放しにしている君子は大慌て。
言い出しっぺの磯次郎を一足先に帰らせ、部屋を片付けておくように頼むが、その場しのぎの掃除ぶりで3人が家に入った途端にボロが出てしまった。
夕食で訪れたレストランでも、磯次郎のとぼけた発言から君子の普段のズボラぶりが明らかになってしまう。
しかし、志摩子だけはそんな君子の様子さえ好意的に解釈する。
一方、家でも外面のいい磯次郎は良い夫ぶりを見せ、君子は自分の両親から責められるはめに…。
そんな状況に反発した君子だったが、心では親孝行したいと考えていた。
それを知った磯次郎は、志摩子と共に君子に親孝行させてあげるアイデアを練る。
ほとんど志摩子が作った豪勢な朝ごはんを君子の手料理と言って出し、友子が好きという松平健の公演チケットも君子が用意したということにする。
実際は、志摩子が源之介に手配を頼んだものだったが、自分たちのために色々としてくれる娘の姿に、両親も喜びの表情を浮かべる。
さらにその日、志摩子と共に磯次郎が企画した東京観光に2人を連れ出すが、その途中、ひっきりなしに仕事の電話が鳴り、友子と佑介は君子の暮らしぶりを心配して叱責する。
親孝行のはずが、両親と喧嘩別れをしてしまった君子に、志摩子が優しく声をかける。
佑介が大事にしている御守に、自分の最初の記名記事が入れられていると聞いた君子は、改めて親の温かみを知るのだった。
そんな時、源之介からマツケンのチケットが手に入らなかったという連絡が入る。
それを聞いてがっかりする志摩子と友子の様子を見た君子は、佐倉に頼み込んで来月の公演チケットを入手する。
色々とすれ違いはあったものの、君子は両親と仲直りして笑顔を交し合う。
ただし、チケットの手配を頼んだ佐倉に借りができ、さらに大変な仕事を回された挙句、「芸能界にも顔がきく」と勘違いした志摩子のおかげで、本家の面々からも誰々に会わせろという無理難題が。
またもエラい状況に陥ってしまった君子は、嘆きの叫び声をあげるのだった。
